ペット用のサプリメントを与える目的:サプリ選びのポイントや注意点を解説

皆さんは、ペット用のサプリメントを使用されていますか? ペットの健康維持は、飼い主の責務です。健康的な体づくりのためには、適度な運動やバランスの取れた食事などの習慣が必要です。さらに愛犬や愛猫の健康を内側からサポートする手段の一つとして、ペット用サプリメントが挙げられます。今回は、ペット用のサプリメントに含まれている成分や、ペット用のサプリを選ぶポイントなどをご紹介します。ペットに合ったサプリを選び、おいしく楽しく健康を維持していきましょう。

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記事の目次

  • ペット用のサプリメントを与える目的
  • 関節や骨の健康維持 
  • 皮膚や被毛の健康維持 
  • 腸内環境の健康維持・消化のサポート 
  • 目の健康維持 
  • 免疫力の維持(全体的な健康の維持) 
  • 精神安定・リラックス 
  • ペット用のサプリメントを与えるポイント・注意点
  • あくまで「食事の補助」として与える 
  • 獣医師に「どのサプリが必要か」を相談する 
  • 基本的にペット保険には適用されない 
  • ペット用のサプリメントの形状タイプ
  • 錠剤タイプ 
  • 小粒タイプ 
  • パウダータイプ 
  • カプセルタイプ 
  • ジュレ・ペーストタイプ 
  • ペット用のサプリメントの購入方法
  • 動物病院 
  • ホームセンターやスーパー 
  • 公式サイトのオンライン通販 
  • 大手ECモール 
  • ペット用のサプリメントのQ&A
  • 愛犬・愛猫に合ったサプリメントで、心も体も健康な生活を

ペット用のサプリメントを与える目的

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関節や骨の健康維持 

【おもな成分】 
  • グルコサミン 
  • コンドロイチン 
  • モエギイガイオイル(緑イ貝) 
  • DHA・EPA など 
ペット用のサプリメントは、関節・骨の健康維持に役立ちます。とくに加齢により関節が痛みやすくなっているペットや、チワワやポメラニアンのような「関節に負荷がかかりやすい小型犬」などは、サプリによる内側からのサポートが求められます。 

皮膚や被毛の健康維持 

【おもな成分】 
  • オメガ3脂肪酸(DHA/EPA) 
  • ビタミン 
  • ミネラル 
  • モエギイガイオイル など 
ペットの被毛の艶を出すためにもサプリが効果的とされています。もちろんサプリだけではなく、普段のフードの栄養調整や、定期的なブラッシング・シャンプーも被毛ケアのためには欠かせません。またストレス管理や乾燥対策も健康的な被毛のために重要な要素です。 

腸内環境の健康維持・消化のサポート 

【おもな成分】 
  • 善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌) 
  • 酵素 
  • プロバイオティクス など 
サプリにより腸内環境を整えることで、ペットの消化機能をサポートできます。ウンチが硬くなりやすいペットや、換毛期で毛玉を飲み込みやすい猫、「ドカ食い・一気食べ」をしがちなペットなどにとくに効果的です。

目の健康維持 

【おもな成分】 
  • ビルベリー 
  • ルテイン 
  • アスタキサンチン 
  • ビタミンE など 
ペットの健康維持のためには、目のサポートも大切な要素。サプリメントでの栄養補給はもちろん、目元を清潔に保ったり紫外線対策をしたりなどの工夫も重要です。また水分不足は視神経に悪影響を与えるため、サプリと一緒に水もしっかり与えるように努めましょう。 

免疫力の維持(全体的な健康の維持) 

【おもな成分】 
  • コルディ(冬虫夏草) 
  • マルチビタミン など 
免疫力とは、ウイルスや細菌などの異物から体を守る力のこと。言い換えれば「病気にかかりにくくする力」であり、ペットの総合的な健康に関わります。免疫力の向上は、ペットの寿命にも直結するといえるでしょう。とくにシニア期になると免疫力が落ちやすいため、サプリによるサポートが求められます。 

精神安定・リラックス 

【おもな成分】 
  • ハーブ類(カモミールやバレリアンなど) 
  • GABA 
  • テアニン 
  • CBDオイル など 
引越しや環境変化、飼い主側のライフスタイルの変化などにより、ペットの精神が不安定になってしまうことがあります。ペットの精神安定には、安全なハーブを使用したサプリが人気です。ただしサプリは一過性の解決方法でしかありません。成分でペットの心を穏やかに保ちつつ、根本的な原因の解決に取り組むことが重要です。

ペット用のサプリメントを与えるポイント・注意点

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あくまで「食事の補助」として与える 

ペット用のサプリメントはあくまで栄養補助食品です。通常のフードをベースにして与えるため、サプリが主食になってはいけません。サプリの与えすぎにより栄養素が偏ると、異なる疾患や新たな栄養不足を招くリスクがあります。またサプリは病気を治す医薬品ではない点にも留意する必要があります。 

獣医師に「どのサプリが必要か」を相談する 

ペットにサプリを与える際は、事前に獣医師に相談しましょう。たとえば骨のケアにはグルコサミンが効果的とされていますが、与えすぎは胃の不調や血圧の上昇、腎機能への負担が懸念されます。ある部位をケアするために与えたサプリが原因で、体調が悪化してしまうこともあるのです。 

サプリ選びは、専門家の総合的な判断により決定されるべきです。飼い主がサプリを与えたくなるような症状の背景には、異なる疾患が隠されているケースもあります。素人判断をせず、プロフェッショナルに相談のうえで安心感を持って選択しましょう。
 

基本的にペット保険には適用されない 

ペット保険では、ペットが病気やケガで動物病院による治療を受けた際に、診察費の一部を補償します。治療のために必要な薬は補償対象内ですが、栄養補助を目的とするペット用のサプリは、基本的に補償対象外です。

またサプリと同様に、療法食や指示食なども補償対象外ですが、細かな規定は保険会社やプランにより異なります。場合により、同じ口に入るものでも「サプリメントは対象外、療法食は対象内」となることも。サプリの取り扱いを含め、加入しているペット保険の概要を見返してみましょう。

ペット用のサプリメントの形状タイプ

錠剤タイプ 

錠剤タイプのペット用のサプリメントは、人間用サプリに近い形状をしています。パウダータイプやジュレタイプと比べて、成分量や与えた数を正確に把握しやすい点がメリットです。長期保管にも向いており、多くのメーカーが展開しているタイプです。ただし噛むのを嫌がるペットも少なくないため、そのままの形状で与えるのが難しい場合は、砕いてフードに混ぜたりジュレ状のおやつに混ぜたりなどの工夫が必要です。 

小粒タイプ 

小粒タイプは錠剤タイプよりも小さく、小型犬でも飲み込みやすい形状をしています。おやつを模した製品が多く、味の好みが合えばご褒美感覚で与えられる点がメリットです。ただし嗜好性に富んだ製品が多い分、好みに差が生じやすく、錠剤以上に口をつけてくれないケースもあります。また粒数が増えると管理が難しくなる点にも注意しましょう。 

パウダータイプ 

パウダータイプのサプリメントは、フードに混ぜこみやすい点が大きなメリット。水分に溶かして給水しながら栄養を摂取することもできます。味の好みが合えば、フードの上からふりかけのようにトッピングして与えることも可能です。製品には専用の軽量スプーンが付属していることが一般的。ただし錠剤と比べると与えた量が管理しにくく、食べ残しが出やすいのが難点です。 

カプセルタイプ 

カプセルタイプのサプリメントの大きなメリットが、内容物の臭いや味を抑えられる点です。飲み込みさえできれば、苦い成分でも問題なく体内に取り入れられます。また製品によっては、カプセルにヒビを入れて中身だけ与えることも可能です。ただしカプセルタイプはほかのタイプよりも形状が大きくなりやすいため、丸飲みが苦手な子には与えにくいでしょう。 

ジュレ・ペーストタイプ 

ジュレ・ペーストタイプのサプリメントは、嗜好性が高い製品が多い傾向にあります。おやつのように栄養を摂取してもらえるため、ストレスなく栄養摂取ができます。シニアや食欲が落ちているペットにも向いており、水分補給を両立できる点もメリットです。しかし保存期間が短く、開封後は要冷蔵が必要な製品が多い点に留意しましょう。中身が劣化して品質が落ちると、消費期限前でも口を付けてくれなくなるケースもあります。

実家のチワワに長年与えているサプリメントはパウダータイプ。ミルク風味のパウダーなので、ドライフードにトッピングするように与えています。

わんにゃん健康学部 編集部

ペット用のサプリメントの購入方法

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動物病院 

多くの動物病院では、獣医師にとって信頼のおけるサプリメントが販売されています。動物病院で購入できるサプリは特定の健康悩みに特化している傾向にあり、専門家の監修のもと開発されていることがほとんどです。基本的には診察後に処方され、自費にはなるものの信頼性の高い製品であることが魅力です。また動物病院により、各施設のオリジナル製品も展開されています。 

ホームセンターやスーパー 

一部のホームセンターやスーパーでも、ペット用のサプリメントを購入できます。数ある製品を実際に手に取りながら成分・形状・分量を確認できるため、初めての購入やサイズ選びに便利です。大手メーカーや有名な化粧品会社が展開している製品が多い点も魅力。値段にも幅があるため、「まずはリーズナブルなサプリを試したい」というニーズもかなえられます。 

公式サイトのオンライン通販 

各メーカーが運営する公式サイトでもサプリを購入できます。公式サイトの魅力は、定期購入サービスや正規品保証の充実。初回割引やまとめ買い割引なども充実しており、オンライン購入者限定の特典がついてくる商品もあります。よくある質問(Q&A)や返品時の対応も明記されているため、使用シーンをイメージしながら安心して購入できます。 

大手ECモール 

ペット用のサプリメントは、Amazonや楽天などの大手ECモールでも購入可能です。国内外のさまざまなペットサプリを取り扱っているため、ホームセンターや動物病院を巡るだけでは出会えない製品も購入できます。ただし悪質な並行輸入品や偽物などの混在リスクもあるため、販売元や評価をしっかり確認することが大切です。

私が初めて購入したサプリメントも、ホームセンターで見つけた商品でした。ホームセンターでもオンラインでも、信頼性に富んだ製品は多く販売されています。大切なのは、「適切な成分を安全な量与えること」です。

わんにゃん健康学部 編集部

ペット用のサプリメントのQ&A

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人間用のサプリをペットに与えてもいい? 
人間用のサプリをペットに与えてもいい? 
複数のサプリを同時に与えても大丈夫? 
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愛犬・愛猫に合ったサプリメントで、心も体も健康な生活を

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今回は、ペット用のサプリの種類や与え方などをご紹介しました。

ペット向けの総合栄養食では、健康維持に必要なすべての栄養素がバランスよく配合されています。しかし総合栄養食だけでは、「1匹ごとの体質や状況に合った健康維持」は難しいものです。 

たとえば人間でも、ストレスでお腹を崩しやすい人もいれば、運動するとすぐ膝を痛めがちな人もいますよね。また生活習慣や加齢により、体の特定の部分に不安を抱きはじめることもあるでしょう。「(栄養管理を含む)健康的な生活」の定義は、一人ひとり異なるのです。 

適した環境の必要性は、ペットでも変わりません。愛犬・愛猫にとってベストな環境を提供する方法のひとつが、サプリメントです。サプリであれば、普段の食事のトッピングやおやつとして与えられるため、現在のライフスタイルを大きく変えずにペットの健康を維持できます。

ぜひこの機会に、ペット用のサプリを生活に取り入れてみませんか?愛するペットの心と体の健康を内側からサポートし、幸せな時間を末長く刻んでいきましょう。

わんにゃん健康学部 編集部

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